11/24(土)・11/26(月) イタリア郷土料理を食べる会

今月の「イタリア郷土料理を食べる会」はエミリア・ロマーニャ州(州都・ボローニャ)です。こちらの州はパルマの生ハムやパルミジャーノチーズ、パスタ ボロネーゼソース、ラザニアと、日本でも有名な料理が多く、美食の町として知られています。ボローニャは赤レンガの町並みが美しく、学生が多くて活発な町という印象があります。


7年前にイタリアに研修していたのですが、研修仲間がこのエミリア・ロマーニャ州の南に位置する
バーニョ・ディ・ロマーニャという地域にあるレストラン「ロカンダ・ガンベロ・ロッソ」で働いていました(ここからロカンダ・きだやを思いつきました。)ミシュランのように世界的ではないのですが、イタリアのレストランガイドでは三ツ海老(トレガンべリといいます・・。)でした。

そこに僕も一日研修に行きました。ほんとにアンティークで、パスタも全部手で作っていて驚きました。料理人(女性です)がパスタ生地を麺棒で伸ばすのですが、でているお腹で手前の生地をはさみ、麺棒でのばすという技。「この出ているお腹が大事なんだ」と。恐れ入りました。

そこで食事もさせてもらったのですが(気前のいい人達で、あまりお金のないことを知ってか、ご馳走してくれました。)色々と美味しかったのですが、印象に残ったのが
・パンツァネッラ(固くなったパンを利用したサラダ)
・パッサテッリ(パン粉でつくるパスタ。すんだスープとチーズのみ)
でした。


料理書にものっているのですが、見過ごしていました。あまりにも質素なので。でも、ほんとうに美味しいのです。こういった質素だけれど滋味ある料理を作っていきますので(アレンジも必要な料理もありますが)、良かったら、ぜひお越しください!

 

時間は12時から。お一人様4000円、飲み物は別途。

定員は各10名様です。 ご予約は2日前までに頂けるとありがたいです。